「フォームタグ」のアクセシビリティを考える
今回はWEBサイト構築には欠かせない、ユーザからの問合せや、アンケートを入力してもらう時に使用する「フォームタグ」について、「JIS X 8341-3(WEBJIS)」の観点とフォーム利用者の観点から、アクセスシビリティを高めるTipsをご紹介したいと思います。
「フォームタグ」には、コントロールとよばれる要素が存在し、以下の入力方法を提供します。
・buttons (ボタン)
・checkboxes (チェックボックス)
・radio buttons (ラジオボタン)
・menus (メニュー)
・text input (テキスト入力)
・file select (ファイル選択)
・hidden controls (隠れコントロール)
・object controls (オブジェクトコントロール)
これらの内、「menus (メニュー)」、「hidden controls (隠れコントロール)」、「object controls (オブジェクトコントロール)」を除き、「input」に続く「type」属性を指定することで利用できます。
※フォームタグの詳しい使い方については、「HTML4.01(邦訳)」または「XHTML 1.1(邦訳)」をご参照ください。
入力方法を提供するまではこれで問題ないと思いますが、アンケートなどに答える際、「チェックボックス」や「ラジオボタン」が意外にクリックしにくかったりします。
また、入力してほしい内容を書いたテキストをフォームタグに添えるだけでは、音声ブラウザなどを使用した場合、何を記入するためのフォームか判りにくかったりします。
例えば、ラジオボタンやがいくつも連なっていた場合、ボタンの前にあるテキストが該当のものか、後ろのものなのかか判らなくなる可能性があります。
この様な場合に役にたつのが「ラベルタグ」です。
この「ラベルタグ」は、フォームの説明書きのテキストにマークアップすると、フォームタグと関連付けることができます。
(例)
<label for="comment">コメント</label><input type="text" name="textfield" id="comment">
<label>には「for="○○"」を記入し、○○で<input>と関連付けます。
関連付けるために、<input>側には「id="○○"」を記入します。
これで関連付けはできました。
これで音声ブラウザなどでは、関連付けて認識することができ、さらに、IEやFirefox、Opera、Netscapeなどのブラウザでは、テキスト部分をクリックすると、ラジオボタンや、チェックボックスの場合は、それらを選択することができ、テキスト入力等の場合、入力可能な状態になります。
<サンプル>
これで、「WEBJIS」への対応と、クリックしにくかったボタン類へのクリックが容易になりました。
最近はちゃんと「ラベルタグ」を使用しているWEBサイトが増えてきましたが、全体としてはまだまだ探すのに苦労する程度の普及率です。
是非、管理しているアンケートフォームなどに適用して、アクセシビリティを向上してみてください。
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